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今年も、田んぼの稲が一面に青々と広がっています。父が残してくれた田んぼです。今は、農業を嫌っていた私が耕作しています。
父の生前は、私は否否手伝う位で、農作業にはそっぽを向いていました。ほとんど農業の知識など無い私でも、荒れ地にはしたくありませんでした。色んな思いを背負い、自然の尊さ、恐しさを学び、大地の恵み収穫の喜びを肌で知ることが出来ました。
今の田んぼを、父がどの様な思いをして見ているのだろうかと、ふと思う時があります。私の思い込みですが、写真に映る一羽の白鷺の存在が気になっているのです。毎年、旧盆にこの田んぼに舞い降りて、様子を伺っては安心して飛び立って行く姿に、父の化身を見た様な気がします。
この田んぼも、まもなく一面、黄金色に輝く時がやって来ます。