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ゴールデンタイムに豪華さやにぎやかさは必要でしょうか?この写真に写っているのは私の息子です。骨盤内悪性腫瘍と診断され、12月からM大学病院に入院しています。抗腫瘍剤による化学治療を受けながら、親子二人、病室で過ごす日々です。薬の副作用がもたらす脱毛や嘔吐のすさまじさは覚悟していましたが、それよりも辛いのは、様々なストレスとの闘いでした。13歳の子供には、部活と遊びと勉強が体を疲れさせて悩む時間さえない生活こそふさわしいのです。実際、去年の夏は息子も野球部のグラウンドで真っ黒になっていました。現実が悪い夢だったらどんなにいいかと思います。
けれど、私たちは今まで気付かなかった小さな幸せや他人への感謝の気持ちにかえて、笑うこともできます。梅雨の晴れ間、久しぶりに外出許可を得て大学講内を散歩しました。私たちを迎えてくれたのはあじさいの小径。息子の笑顔。彼の笑顔を見る時、それが私のゴールデンタイムです。