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添加物がない梅干しが食べたくて、7年前から梅を漬け始めた。和歌山から取り寄せる完熟梅は、大粒で香りがとても濃い。7月下旬に梅を干すのだが、天気予報と首っ引きで、三日連続晴天の日を待つ。外出の予定もままならず「文子は、梅、命だね。」と夫は呆れ顔だ。毎年10キロ漬けて、友人、知人におすそ分けしている。友人のお嬢さんで小六のTちゃんは、私の梅干しの大ファン。梅干しを飴玉のようにしゃぶる。恩師にさしあげたら「味も風味も絶品!」とお礼状が届いた。我が家のお弁当にも梅干しは欠かせない。夫と私、一粒を分け合って食べている。かんかん照りの朝、「おいしくなーれ」と念じながら干してゆく。鮮やかに赤く染まった梅、ほんのり紅をさした梅、一粒一粒がいとおしい。干し上がった梅を瓶に詰めてゆくのは、格別の嬉しさだ。毎年、安寧に梅を干すことのできる幸せをかみしめている。今年も無事に干せました。皆さん待っていてください。