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平凡な大学生の卒業写真。そう思ってもらえたら、ある意味嬉しい。なぜなら中央にいるのは38歳のこの私だから。
16年前英文科を卒業した私は同じような写真を撮った。もちろん同い年の学友と。英文科進学を決めたのは中学の時で文系一本迷いはなかった。
理系への進学など考えたこともない私は薬剤師になるには大学の薬学部をでないと受験資格がないことさえ知らなかった。30歳を過ぎてパートで整形外科の受付をしていた私が薬に興味を持ち始めた頃、ちょうど薬学部新設ブームの追風。何とか合格したものの、若者との学力差は明らか。講義中、教授の言葉が異国語に聞こえたほど。半ノイローゼで退学も考えた私を支えてくれたのは15~6歳下のクラスメートだった。みんなも懸命に勉強していることを知り、一緒に徹夜でレポートを仕上げた日々。
留年がまれではない薬学部で5人一緒に卒業。年齢差を超えた友情は国家資格以上の宝物。この写真はその象徴!!