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幼い頃から母の側で見てきた。母は何でも作った。野菜もパンも食べること全て、私の服も母自身の服も、庭に花を咲かせ、何でも作った。とても敵うものではないが、私は料理が好きになり裁縫が好きになった。料理人を夢見たが、洗剤や食物に対してアレルギーを持つようになり、いつも手が荒れ、痛み、私の夢は徐々に崩壊していった。思うように動かないボロボロの手を見て泣いた。そんなとき、やはり母を見た。母は美しい古布や着物をリメイクして作品を生み出していた。もう60歳を越えていたのに新しいことにチャレンジし続けている。古布の魅力について生き生きと語る母に影響され、長年手を休めていた裁縫を再開した。母は洋服を、私はバッグを作った。再び創作できる環境に感謝した。愛媛と東京と離れて暮らしていたが、密に連絡を取り合うようになり、ならば思い切って二人で展示会を開こうと提案した。母と彩る展示会が私のゴールデンタイムとなった。