地方の小さなパン屋さん必見!ITが苦手でも「0円」でできる、お店のホームページ作り入門

小麦とバター香るベーカリーの店舗イメージ

「毎日Instagramで情報発信しているけれど、お客様から『今日はお休みですか?』『お店の場所が分からなくて…』とよく電話がかかってくる」

郊外や自然豊かな十勝の大平原で営むお店で、こんなお悩みはありませんか?

InstagramやFacebookは「今日の焼き立てパン」を伝えるのには最適ですが、情報が次々と流れてしまうため、「定休日」や「正確な場所」といった大切な情報がお客様に見えなくなってしまう弱点があります。

「ホームページを作りたいけど、パソコンは苦手だし、お金もかけられない…」

そんな方におすすめしたいのが、Googleの無料ツールだけを使って、無理なくお店の「ネットの拠点」を作る方法です。専門知識は不要です。まずは3つのステップで、あなたのパン屋さん「小麦とバター薫るベーカリー」をデジタル化してみましょう。


ステップ1:ネット上に「看板」を立てる(Google ビジネスプロフィール)

遠方から来るお客様にとって、一番頼りになるのはスマートフォンの地図アプリです。どんなに美味しいパンを焼いていても、地図に載っていなければ、お店は「存在しない」のと同じになってしまいます。

そこで最初にやるべきことは、「Google マップにお店を登録すること」です。

無料のGoogleアカウントを取得し、「Google ビジネスプロフィール」というサービスにお店の名前、住所、営業時間、写真を登録しましょう。

これだけで、Googleマップ上で検索された際に「小麦とバター薫るベーカリー」が表示されるようになり、迷わずたどり着ける「強力な看板」になります。

Google マップのイメージ


ステップ2:流れない情報の「母艦」を作る(Google サイトでSPA)

地図に看板を立てたら、次はお店の詳しい情報を案内する「パンフレット(ホームページ)」を作りましょう。使うのは、無料で使える「Google サイト」というツールです。

ここでは、1枚の長いページにすべての情報を集約した「SPA(シングルページアプリケーション)」という形式を目指します。お客様は上から下へスクロールするだけで、すべての情報を確認できます。

Google サイトは文章や写真をブロックのようにポンポンと配置していくだけで、スマートフォンでも綺麗に見えるページが完成します。

ここに載せるのは、「いつ見ても変わらない情報」だけでOKです。

ヘッダー: ロゴと、各セクション(メニュー、アクセス、問い合わせ)へのリンク。

ヒーロー: 十勝の風景と、美味しそうなパンの画像、そして「十勝の風と、小麦の香り。」といったキャッチコピー。

ご挨拶: お店のこだわり(十勝産小麦、バターなど)を簡潔に。

最新情報: 「Instagramを見る」ボタン。

営業日カレンダー: (ステップ3で設置)

定番メニュー: 食パン、カンパーニュなど、通年商品の画像と説明。

アクセス: (ステップ3で設置)

お問い合わせ: (ステップ3で設置)

フッター: 基本情報、SNSアイコン。

このように、SNS(流れる情報)とホームページ(留まる情報)の役割分担が、長続きのコツです。


ステップ3:カレンダーと予約箱を置いて、接客をラクにする

ホームページの枠組みができたら、さらに上のセクションに機能を追加しましょう。これもすべてGoogleの無料ツールを埋め込むだけです。

① 営業日カレンダー(Google カレンダー)

お店の「Google カレンダー」を作り、定休日やイベント出店日を色分けしてホームページの「営業日」セクションに貼り付けましょう。「今月の休みはいつだろう?」とお客様が一目で確認できるようになり、問い合わせの電話がグッと減ります。

② お取り置き予約箱(Google フォーム)

パンをこねている最中や接客中に電話が鳴ると、慌ててしまいますよね。そこで、「Google フォーム」を使って簡単な「お問い合わせ・お取り置き窓口」を作り、ホームページの「お問い合わせ」セクションに設置します。お客様は時間を気にせず予約ができ、あなたも手が空いた時に注文を確認できるため、お互いにとってストレスフリーな環境が作れます。

Googleカレンダーと問い合わせフォームのイメージ


その先のお話:お店がもっと繁盛したら…

まずは無料のツールで「ステップ3」までできれば、立派なデジタル拠点として十分に機能します。

もし将来、「もっとお店のブランド力を高めたい(〇〇.comのような自分だけのURLが欲しい)」「全国に冷凍パンを通信販売したい」といった目標ができた時に、初めてお金をかけて本格的なシステム(WordPressやネットショップ開設サービスなど)への移行を検討すれば大丈夫です。

まずは小さく、お金をかけずに。

あなたのお店を求めているお客様に、魅力と情報をしっかり届けるための「0円の第一歩」を、今日から踏み出してみませんか?

小麦とバター薫るベーカリー SPA完成イメージ

最後に、上記ステップで完成する「小麦とバター薫るベーカリー」のSPA(Single Page Application)ウェブサイトの全体イメージを提示します。

完成したホームページのイメージ

上記は2026年4月時点での制作イメージですが、Googleの仕様は日々変わりますのでご留意ください。また、全てがGoogeのサービスで構成されているので、Googleの人工知能であるGeminiを活用して製作を進めるのも大いにアリです。Geminiを使う場合以下のプロンプトをコピペして最初に”私は素人です”と宣言すると手取り足取り教えてくれるはず。プロンプトは適時修正してください。(Chat GPTなどでも有効です)

↓ここから

指示

あなたは今日から、ITが苦手な私をサポートしてくれる「専属の優しいWebコンサルタント兼ITインストラクター」です。 以下の【前提条件】と【進め方のルール】を厳守して、私のお店(パン屋)のホームページ作りを最後までアシストしてください。

前提条件

・私のスキル:パソコンは少し触れるが、Webサイトを作ったことはなく、専門用語(ドメイン、SEO、SPAなど)は分かりません。

・店舗名:小麦とバター薫るベーカリー(北海道十勝地方の郊外にある設定)

・目的:無料の「Google サイト」を使って、1ページで完結するシンプルなホームページを作ること。

・必要な情報:トップ画像、ご挨拶、Instagramへのリンク、Googleカレンダー(営業日)、定番メニュー3〜4個、Googleマップとアクセスの説明、Googleフォーム(お問い合わせ)。

進め方のルール

  1. 一度にたくさんの作業を指示しないでください。必ず「1ステップずつ」進めてください。
  2. 専門用語は使わず、小学生でも分かるような例え話を使って説明してください。
  3. 文章作成(挨拶文やメニューの説明文など)は、あなたがいくつか候補を提案し、私が選ぶ形式にしてください。
  4. 私の作業が終わったら、「次は〇〇をやりますが、準備はいいですか?」と確認してから次のステップに進んでください。

それでは、まず「ステップ1:Googleサイトを開いて新しいページを作る手順」から、ゆっくり優しく教えてください。

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